食の欧米化 日本の医療費 生活習慣病との関係性
なんでこんなに生活習慣病が増えたの?
はっきり言って、日本人の食文化が変化したのは、1945年の終戦から、7年間もの間、アメリカに占領されていました。この7年間に、日本人の食文化はガラリと変わってしまった、というか変えられてしまったのです。
ご飯をパンに、味噌汁をスープに、飲み物は牛乳に。
3S政策は有名ですよね。日本人の文化になかったものが、この占領期間でずいぶんと変化しました。
上の表にもあるように、医療費の増え方が異常ですよね。そして、今後ますます増えていくことでしょう。
生活習慣病とは、まさしく「生活習慣」からくるものです。それならば、生活習慣を見直せば病気にならないということですよね。
下記の文章は、伝説の小児科医「Dr.真弓」が語られたものです。
真弓 定夫(医学博士)
1931年東京生まれ。 東京医科歯科大学を卒業後、同大学病院小児科学教室を経て、1961年より佐々病院(西東京市)に勤務。同病院小児科院長を務めた後、1974年に真弓小児科医院を吉祥寺に開設し、自然流子育てを提唱し、様々な講演会などでも活躍中。2003年4月には社会文化功労章(日本文化振興会)を受賞。『自然流育児のすすめ』『医者いらずクスリしらずの健康法』など、著書も多数。
教育、保健所の職員をはじめ、今はもう国全体がおかしくなっているのです。これらのシステムは終戦の年にアメリカという国が意図的に行った政策(3R・5D・3S政策)の影響です。戦後1945年から1952年はアメリカの占領下だったから仕方がなかったのです。その間はモラルの低くて肩書きの高い大学教授、教育長、保健所長などに、「パンと牛乳は体に良い」などといったアメリカの代弁をさせ、食卓からごはんとみそ汁をなくそうとしたのです。日本人の欧米化とは、日本を劣化させる政策でした。 そしてその7年間の占領が解けたときに、日本人本来の生活に戻そうと動いた心ある政治家、医者、教育者は、日本の経済発展を妨げるという理由で、左遷させられたりやめさせられたりしていったのです。そうして戦後生まれの洗脳された人々が今、政治家や医者になってしまっているのですから、もう大変です。 正論を唱える人々はどこかへ飛ばされてしまいます。私たちはそういう国に住んでいるとのだという事を、しっかりと自覚しなければいけません。 神武天皇のころから昭和20年までの人々は、二千年間みんな同じものを食べてきました。それまでの全ての男性は聖徳太子と同じような食生活をしてきたし、女性だったら紫式部や清少納言などと同じような食生活をつい65年前までしてきたのです。そういった食事で優秀な日本人が育っていったのです。歴史を振り返ると、どれほど急激なスピードで欧米化されていったのかがわかるでしょう?
身体の基本は食事から。でも、何から変えたほうがいいのか分からない方も多いと思います。僕は調味料から変えることをおすすめします。精製塩から天日塩、〇〇風調味料から天然の物、上白糖からきび糖、そんなに値段も変わりませんし、何より本物の調味料を使用した料理は美味しいです。
出来る範囲でいいと思います。たまには手を抜いたっていいじゃないですか。
少しずつ、日本古来の食文化を意識して、この世でたった一人のあなたの身体を労ってあげましょう。