20年後の未来 超スマート社会の到来 ソサエティ5.0
僕たちの生活は、ここ10年で大きく変化しました。今では誰もが持っているスマートフォンも、昔はみんなガラケーでしたよね。
僕の保育園でも、紙ベースで作成していたものが、どんどんIT化され、園児の出席簿も、今ではアプリを導入し、玄関先で保護者がスマートフォンを出し、登降園管理のアプリを起動しクリックするだけで、何時何分に登園したか、降園したかが管理できます。また、紙で出していた保護者へのお便りも、アプリを使った一斉送信、活動の写真も個別パスワードを用意してのネット注文。
都会では、午睡管理や、経過記録、連絡帳なども全てアプリを使っています。
おそらく20年後は、もっとAIやIOTが普及していることでしょう。
人間は変化を嫌います。
恒常性というのが誰しもあり、新しいことに取り組んだり、新しい環境だったり、新しいシステムだったり、全てそうです。人間は、基本的に変化を嫌います。変化、成長しようとする人を見ると、足を引っ張りたくなります。
ダーウィン『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』
この言葉が、まさしく本質を突いているのかなと。
僕は時代の変化を楽しみます。便利なものは利用します。
子どもたちに向けて、常々言っていること。
「出来ないことがあってもいいんだよ。自分にしか出来ないことで、周りを喜ばせよう。」
AIにしか出来ないこと、機械にしか出来ないこと、ネットワークにしか出来ないこと、そして、人間にしか出来ないこと。
これからは生きる力、生活力が試されます。温室ぬるま湯育ちではダメなのです。今からでも遅くない、子どもの非認知的能力を育てましょう。
それぞれの得意分野で切磋琢磨し、共存共栄が出来る、素晴らしい社会となりますように。