みんな違って みんないい

現役保育士がお届けする これからの未来

発達障害って病気なの?? 保育士からの観点

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※発達障害とは…

発達障害とは、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、限局性学習症学習障害などを含む幅広い概念を指します。

発達障害は脳の発達の違いによるものであると考えられており、ストレスなどによる可逆性の心理的変調ではありません。

また、感染症や遺伝子の異常による疾患が原因となることもありますが、原因不明のことがほとんどです。

症状に合わせた理解や支援を行うことが重要な疾患です。また、自閉スペクトラム症の方にみられることのある易刺激性や注意欠如・多動症には保険診療で薬物療法が用いられることもあります。

 

Medical Note参照

 

僕が保育士になり、はじめて受け持ったクラスに、発達障害と診断された子がいました。5歳児クラスで、とても元気のあるクラス。その子は、いわゆる多動性症候群(ADHD)と診断されたお子さんで、部屋に居れない、5分と座ってられない、すぐ手が出るなど、衝動性の強い子でした。僕は、主担任の先生からの指示で、とにかくみんなと同じ行動ができるように、声をかけたり、環境を整えたり、悪戦苦闘の日々でした。

 

月日が経ち、他の子の成長を他所に、その子だけが協調性もなく、友達とのコミュニケーションも上手くいかず、孤立していく一方で、僕も、「なんでみんなと一緒に出来ないの!?」「ダメな子だな」と、マイナスな視点で彼を見ていました。

 

しかし、その時の僕の対応こそが、マイナスそのものだったのです。

 

彼の意思も関係なく「なんでみんなと一緒に出来ないの!!」そんな否定的な言葉も浴びせてしまい、個々に寄り添った保育とは、まったくかけ離れたものでした。

 

そもそも発達障害って病気なのでしょうか?

 

インフルエンザの場合、インフルエンザ球菌が体内から検出されれば、インフルエンザと断定できます。では、発達障害の場合はどうでしょう?ADHD菌がいるのでしょうか?自閉症菌がいるのでしょうか?

 

そうです。発達障害は、全て主治医の主観なのです。

 

最近では、発達障害とは言わず、「気になる子」と表現されるようになりましたが、気になるのは大人だけです。その子は何も気になっていません。

 

その子の「障害」と捉えるか、「個性」と捉えるかによって、接し方も変わります。以前の僕なら、間違いなく障害と捉えていました。そして、「直してあげよう」とすら思っていたのです。

その子、その子に沿った支援、環境を提供するのが保育士の仕事なはずなのに、この世は個性(長所)で成り立っているのにも関わらず、その可能性を切り落とそうとしていた自分に言いたいです。

 

「みんな違って、みんないい」

 

コミニュケーションが苦手な子、じっとしていられない子、いろんな子がいる中で大切なのは、その子のことを心から認め、必要ならばその子の発達に沿った支援をしていく。

 

子どもをお腹に授かった時にみんなが口を揃えて言いますよね。「五体満足で生まれてくれさえすればいい」と。

 

やめましょうよ、他の子と比べるの。

 

やめましょうよ、ありのままを愛さないの。

 

「あなたが居てくれる、ただそれだけで幸せ」

 

お互いの個性を認め合える、そんな世の中になるように‥

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