子どものやりたいにとことん付き合う 愛のある放任
天気の良い日が続きます。僕の保育園でも、戸外活動が盛んに行われています。
去年の今頃、園内でこんな話題が出ました。
「すべり台を下から登ろうとする子に対して、どう対応したらよいのか」
スタッフの保育観はまさにそれぞれ、いろんな考えがあっていいし、先生たちの得意なこと、やりたいことを全面的に出してもらって結構。
ただ、今回の議題については、園として考え方を共通化する必要があると判断したため、何回もの職員会議を行いました。
意見は割れます。当たり前です。自分が生まれ育った環境、社会に出てからの環境、全て違うのですから。
きっと、どれも正解なんてないんでしょうね。
当園の教育理念は
「自分で考え、生きる力がある子」
主体性を持ち、自分で判断が出来る子に育って欲しい。
こんな想いから、理念が生まれました。
保育スタッフのみんなにも、保育での迷い、疑問があった時には、この理念に沿って考えるようにと伝えています。
では、「すべり台を下から登ろうとする子に対して、どう対応したらよいのか」
この議題についての当園の答えって、決まってます。
「下から登りたい子がいた場合、子どもの「やりたい」気持ちを最大限尊重し、保育士の配慮の下、見守ること。」
すべり台は上からすべるもの、こんな一般的なルールを教えるよりも
下から登りたい、挑戦したい、やってみたいなどの気持ちに寄り添わないで、教育と呼べるでしょうか。
大人の当たり前は、子どもの当たり前ではないのです。
つまらない価値観で子どもを縛ることなく、その瞬間の「やりたい!」を最大限後押しするのが幼児教育でしょう。
全ての子どもたちが…こんなかっこいいことは言えません。
まず、目の前の子どもたちが、最大限輝き、日々を過ごせますように。
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